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[T4]

囲碁のルール囲碁のルール(いごのルール)について、以下に記す。基本的な考え方は、千年を超える囲碁の歴史の中で変わらないが、より楽しめるように、よりトラブルが少なくなるように細かい部分を改良するように発展してきている。基本的な部分がほとんど手付かずなことは

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囲碁のルール囲碁のルール(いごのルール)について、以下に記す。基本的な考え方は、千年を超える囲碁の歴史の中で変わらないが、より楽しめるように、よりトラブルが少なくなるように細かい部分を改良するように発展してきている。基本的な部分がほとんど手付かずなことは

「P2!」に見る題材の引き立て方

今回の記事は、「謝る前にケツを出せ」さんの記事に触発されて書いたものです。

以下引用

マイナー競技を題材とした漫画は、その題材がストーリーに対してどの程度のフレーバー(味付け)濃度であるかが顕著に現れる。
例えば「ヒカルの碁」を全巻読んでも囲碁のルールはほとんど理解できない。
ただ、なにかすごい事をやっているんだろう、という事はわかり、それで充分といえる。
対して「アイシールド21」の場合は大まかなルールは理解できるようになる。
野球に置き換えれば、タッチアップを理解できるぐらいまではわかる。


この辺は重要だな、と思いました。
アイシルと同じく、ジャンプで連載されてる「P2!」を上記の観点から見てみます。

スポーツ漫画は、読者に簡単な知識を与えることで、世界観に入り込む工夫が必要。
「P2!」には初心者の為に、大まかなルール、特にプレイスタイルの説明は、「キャラの色づけ」としてかなり力を入れています。

070527a.jpg


現実にあるスタイルを取り入れることでリアリティ(ハッタリ)も増しますし。
漫画でリアルさ云々に関しては「どれだけハッタリがきいてるか」が重要になってくるので、リアリティのないことに説得力を持たせることが重要な気がします。
(グラップラーバキとかはハッタリのきかせ方が秀逸だった。嘘臭いのに何か納得してしまう説得力があった)
テーブルテニスがチーブルテニヌにならない範囲ならある程度誇張やハッタリがあってもいいとは思います。

では「P2!」ではどうやって「凄さ」を表現したのか。

桜華のキャプテン・相馬の特色は技術。
一瞬でボールについていってる描写から「凄いんだろう」程度のことは分かる。
その描写に味付けされているのが説明です。

070527b.jpg


「パラダイム」という次の行動を予測できる特別なスキルを、予備知識として持たせることで、「凄さ」を動いてる時に体感できる。
一方で岩熊の場合はその技術を圧倒的なパワーで押し切るというシンプルな構成。
両者に「色」を持たせることで、個性のぶつかり合いが楽しめます。
そしてそれを見て圧倒される真白を初めとする面々。
岩熊VS相馬戦はこの辺の描写が特に秀逸だったと思います。

070527c.jpg


そして「パラダイム」という伏線が、岩熊との圧倒的な勝負が、後にヒロムが相馬から1点を奪ったということの凄さを引き立てる。
相馬のフェイントを見抜き、パラダイムを上回ったヒロムの可能性を相馬が認めた。
桜華編の見せ場を最終的にヒロムの可能性に収束したのは後の展開にも非常に有意義に働いていると思います。

070527d.jpg


結論として「P2!」の卓球はストーリーに対する味付けとしては、専門的過ぎず、かつ嘘くさすぎず、適度なバランスで構成されていると言えるのではないでしょうか。
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ひよこ闘士ぶー

Author:ひよこ闘士ぶー
おふらいんver2管理人
現在絶賛停滞中。

好きな作家はきゆづきさとこ、蒼木うめ。
中堅の漫画誌を応援中。

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